王摩詰(読み)おうまきつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「王摩詰」の意味・わかりやすい解説

王摩詰
おうまきつ

王維

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の王摩詰の言及

【王維】より

…中国,盛唐の詩人。字は摩詰。太原(山西省)の人。9歳で詩を作るなど,年少のころから多芸をもって知られ,上流階級のサロンの花形であった。開元7年(719),進士に及第し,給事中まで進んだ。安禄山の乱に際し,心ならずも偽政府に仕え,乱平定後,重罪に問われようとしたが,弟(縉(しん))の助命運動などにより,死刑を免れた。のち昇進して尚書右丞に至ったので王右丞とも呼ばれる。生前の詩名は,李白,杜甫をはるかにしのぐ。…

※「王摩詰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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