王気(読み)おうけ

精選版 日本国語大辞典 「王気」の意味・読み・例文・類語

おう‐け ワウ‥【王気】

〘名〙 王者としてのふさわしい気品。気高い相。おうき。
狭衣物語(1069‐77頃か)二「よき人どちは、よしなき人に似るものなれば、まして同じ御ゆかりなればこそは。されどこれは、今より様殊に、わうけさへつかせ給へる様にて」

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デジタル大辞泉 「王気」の意味・読み・例文・類語

おう‐け〔ワウ‐〕【王気】

王者らしい気品。おうき。
「今より様異に、―さへつかせ給へる様にて」〈狭衣・二〉

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普及版 字通 「王気」の読み・字形・画数・意味

【王気】おう(わう)き

王者のいるきざしの雲気北周信〔哀江南の賦の序〕將(は)た江表の王氣、三百年にるに非ざるか。

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