玲玲(読み)れいれい

精選版 日本国語大辞典 「玲玲」の意味・読み・例文・類語

れい‐れい【玲玲】

〘形動タリ〙
① 音がすがすがしく響き渡るさま。
※三教指帰(797頃)上「玲玲玉振凌孫馬、以連瑤」
太平記(14C後)二五「玲々(レイレイ)たる鈴の声は」 〔盧綸‐春日喜雨詩〕
② 光のうるわしいさま。光り輝くさま。〔張嘉貞‐空水共澄鮮賦〕

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デジタル大辞泉 「玲玲」の意味・読み・例文・類語

れい‐れい【××玲】

[形動タリ]音が美しく鳴り響くさま。
「―たる鈴の声は」〈太平記・二五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玲玲」の読み・字形・画数・意味

【玲玲】れいれい

玉のふれあう音。〔文心雕竜声律〕聲、吻(ふん)に轉じて、玲玲として玉を振ふが如く、辭、耳に靡(うつく)しくして、(るいるい)として珠を貫くが如し。

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