珍器(読み)ちんき

精選版 日本国語大辞典 「珍器」の意味・読み・例文・類語

ちん‐き【珍器】

〘名〙 めったにないめずらしい器物。珍具。珍什
太閤記(1625)四「或金銀得失之勘、或衣服珍器等に嗇、志しあはれなりける末世かな」 〔戦国策‐燕策・恵王

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デジタル大辞泉 「珍器」の意味・読み・例文・類語

ちん‐き【珍器】

珍しい器物。

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普及版 字通 「珍器」の読み・字形・画数・意味

【珍器】ちんき

珍しい器物。〔戦国策、燕二〕齊王して(きよ)に走り、かに身を以てる。珍玉財寶、車甲珍、盡(ことごと)く收めて燕に入る。

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