現代舞踊協会(読み)げんだいぶようきょうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現代舞踊協会」の意味・わかりやすい解説

現代舞踊協会
げんだいぶようきょうかい

現代舞踊家の団体。 1932年石井漠高田せい子らによって設立された新舞踊家連盟を母体とする。 40年第2次世界大戦の激化に伴い,警視庁は舞踊家の管理を容易にするため,日本舞踊家などを含めた統一団体をつくるように示唆し,大日本舞踊連盟が創設され,新舞踊家連盟も吸収された。戦後伊藤道郎会長として現代舞踊家だけの集団,日本芸術舞踊家協会が発足,その後,全日本芸術舞踊協会,現代舞踊協会と名を改め,会員の福利厚生などの事業を手がけている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android