理の当然(読み)りのとうぜん

精選版 日本国語大辞典 「理の当然」の意味・読み・例文・類語

り【理】 の 当然(とうぜん)

道理に合ったあたりまえのこと。当然のこと。理の前。
浄瑠璃・前太平記古跡鑑(1774)四「手討にするが誤りか満仲仕落かと執抦(しっぺい)返しの理の当然」

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デジタル大辞泉 「理の当然」の意味・読み・例文・類語

当然とうぜん

理屈からいってあたりまえのこと。「努力しなかったのだから、こうなったのも理の当然だ」
[類語]無論勿論もちろん当然当たり前もっとも自然至当元よりご無理ごもっと自明歴然歴歴一目瞭然瞭然灼然しゃくぜん明らか明白明明白白定か明快はっきり明瞭画然顕然まさしくまさに必至疑いなく然るべきすべからく言うまでもない言うに及ばず言えば更なり言わずもがな言うもおろか言をたない論をたない論無し推して知るべし隠れもない紛れもない無理もない無理からぬもありなん

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