琴引(読み)コトヒキ

デジタル大辞泉 「琴引」の意味・読み・例文・類語

こと‐ひき【琴引】

シマイサキ科の海水魚全長約25センチ。体は細長く、淡青色で、体側に3本の灰黒色の縦帯がある。浮き袋伸縮によって音を出す。本州中部以南の沿岸魚食用。やがたいさき。

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精選版 日本国語大辞典 「琴引」の意味・読み・例文・類語

こと‐ひき【琴引】

〘名〙
① シマイサキ科の海魚。体長約二五センチメートル。体は長楕円形。体色は背が褐色を帯びた淡青色で腹は銀白色。体側に三本の灰黒色の縦帯がある。浮き袋で音を出す。食用。本州中部以南の沿岸分布。やがたいさき。じんなら。
② 魚「ほうぼう(魴鮄)」の異名。〔日葡辞書(1603‐04)〕
③ 魚「かまつか(鎌柄)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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普及版 字通 「琴引」の読み・字形・画数・意味

【琴引】きんいん

琴歌の名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「琴引」の解説

琴引 (コトヒキ)

動物。シマイサキ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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