環境作用(読み)かんきょうさよう

世界大百科事典(旧版)内の環境作用の言及

【遷移】より

…植物が茂って群落内が暗くなるとか,地下に生えた植物の根や地面に落ちた植物遺体が土壌の生成を促進するとかの植生が環境を変える作用を反作用(環境形成作用)reactionという。一方,水位が低下して湖沼や湿原の陸化が進むとか,母岩の種類によって土壌の発達が異なるとかの環境が植生に与える影響を作用(環境作用)actionという。環境形成作用が動因となって進行する遷移を自動遷移autogenic successionといい,環境作用によって進行する遷移を他動遷移allogenic successionという。…

※「環境作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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