瓠花(読み)ヒサゴバナ

デジタル大辞泉 「瓠花」の意味・読み・例文・類語

ひさご‐ばな【×瓠花】

1の花。
上代、15、6歳の少年が、瓠の花にかたどった髪を額に束ねた髪形
年少児わらはみこの年十五、六の間は―す」〈崇峻紀〉
瓠の花にかたどった造花髪飾りとし、左右に分かれてする相撲右方目印とした。
「皆相撲の装束し、―かざしなど」〈宇津保・内侍督〉
波の白く立つようすをいう語。
「沖に―といへるものの立ちけるを見て」〈散木集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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