甘ちょろい(読み)アマチョロイ

デジタル大辞泉 「甘ちょろい」の意味・読み・例文・類語

あま‐ちょろ・い【甘ちょろい】

[形]あまっちょろい」に同じ。「―・い意見

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「甘ちょろい」の意味・読み・例文・類語

あま‐ちょろ・い【甘ちょろい】

〘形口〙
① 考えなどが、浅くて安易である。いいかげんである。深みがない。あまっちょろい。
人間機械になることは避けられないものであろうか?(1948)〈渡辺一夫〉「ヒューマニズムとかいう甘ちょろい思想の機械になっているのであろう」
② 人がいい。うすのろである。

あまっ‐ちょろ・い【甘ちょろい】

〘形口〙 「あまちょろい(甘━)」の変化した語。
※海と毒薬(1957)〈遠藤周作〉一「医者には甘っちょろいセンチなど禁物やぜ」
あまっちょろ‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android