甘海苔(読み)アマノリ

デジタル大辞泉 「甘海苔」の意味・読み・例文・類語

あま‐のり【甘海苔】

ウシケノリ科アマノリ属の紅藻総称アサクサノリスサビノリなど。冬から春に、海水のかかる岩の上に生える。紫紅色で平たい。食用

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精選版 日本国語大辞典 「甘海苔」の意味・読み・例文・類語

あま‐のり【甘海苔】

〘名〙 紅藻類ウシケノリ科の海藻属名。小柄を持ち、岩、貝殻などにつく。体は紙状で種類や環境によって線形、長楕円形、円形など。黒紫色、赤紫色で、アサクサノリ、ツクシアマノリなどの多くの種類を含む。《季・春》〔十巻本和名抄(934頃)〕
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「壺四つ奉り給へり。〈略〉開けて見れば、鰹・火焼きの鮑・海松・あまのりなど見ゆ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「甘海苔」の解説

甘海苔 (アマノリ)

植物。ウシケノリ科の紅藻。アサクサノリの別称

甘海苔 (アマノリ)

植物。ウシケノリ科アマノリ属の海藻の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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