生宮(読み)なまみや

精選版 日本国語大辞典 「生宮」の意味・読み・例文・類語

なま‐みや【生宮】

〘名〙 (「なま」は接頭語) 宮という名ばかりで、あまりぱっとしない皇族。時を得ない皇族。
古事談(1212‐15頃)一「如此之生宮達、立板敷上

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「生宮」の意味・読み・例文・類語

なま‐みや【生宮】

宮という名だけの、不遇な皇族。
「都におはします―たちの」〈増鏡・さしぐし〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android