世界大百科事典(旧版)内の生松やにの言及
【松やに(松脂)】より
…採取のためには樹皮をはぎ,木部に傷をつけ,にじみでてきたものを集める。分泌したばかりの松やには,無色透明の,粘りけの強い液体(生松やにと呼ぶ)であるが,時とともに揮発性成分が蒸発して固形物となる。これに水蒸気をあてたときに水蒸気とともにでてくるもの,および前記の揮発性成分がテレビン油(ガムターペンティン)で,残ったものがロジン(ガムロジン)である。…
※「生松やに」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」