生白粉(読み)きおしろい

世界大百科事典(旧版)内の生白粉の言及

【白粉】より

…さらに伊勢の御師が全国の檀家まわりをしながら,土産物として伊勢暦などとともに配ったので,伊勢白粉は有名になった。江戸時代の白粉には,伊勢白粉,御所白粉とよばれた軽粉と,京白粉,生白粉,パッチリなどとよばれた鉛白の2種類があり,さらに生白粉は粒度の違いによって舞台香(中粒度),唐の土(粗粒度)にわかれていた(《都風俗化粧伝》1813)。また,他の白色顔料を混ぜて匂いをつけた調合白粉とよばれるものもあった。…

※「生白粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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