生直(読み)おいなおり

精選版 日本国語大辞典 「生直」の意味・読み・例文・類語

おい‐なおり おひなほり【生直】

〘名〙 おいなおること。成長して、性格などが以前よりよく改まること。また、よくなった心や体。
蜻蛉(974頃)下「今宵はおひなほりして、まゐり侍りつる」

おい‐なお・る おひなほる【生直】

〘自ラ四〙 性格などが、成長して改まり、よくなる。
源氏(1001‐14頃)蜻蛉「人目に『すこしおいなをり給ふかな』と、みゆるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「生直」の意味・読み・例文・類語

き‐すぐ【生直】

[形動][文][ナリ]《「きすく」とも》まじめで堅苦しいさま。きまじめ。「生直な人」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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