生臭鍋(読み)ナマグサナベ

デジタル大辞泉 「生臭鍋」の意味・読み・例文・類語

なまぐさ‐なべ【生臭鍋】

魚など、なまぐさ物を使った鍋料理
遠い親族。やっと一族のにおいがする程度の意からという。〈俚言集覧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生臭鍋」の意味・読み・例文・類語

なまぐさ‐なべ【生臭鍋】

〘名〙
① 魚などなまぐさ物を煮るなべ。
俳諧焦尾琴(1701)頌「たが為の腥鍋ぞをみなへし〈紫紅〉」
② (やっと一族のにおいがする程度の関係の意から) 遠い親族。〔俚言集覧(1797頃)〕

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