ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産業別組合会議」の意味・わかりやすい解説
産業別組合会議
さんぎょうべつくみあいかいぎ
Congress of Industrial Organizations; CIO
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…1930年代に,ワグナー法に代表されるニューディール期の労働・社会立法を背景にして,アメリカ労働総同盟(AFL)内部に,当時未組織であった重化学工業分野を組織化するにあたって,職業別か産業別かという組織原則をめぐる対立が生じた。ルイスは,産業別組合主義の旗頭として活躍し,35年にUMWAをAFLから脱退させ,産業別組合会議(CIO)の結成に向かった。鉄鋼,自動車,ゴム,電機などの基幹産業に強力な産業別組合をつぎつぎに組織し,CIOをAFLに対抗しうる勢力にまで成長させた。…
※「産業別組合会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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