用役(読み)ようえき

精選版 日本国語大辞典 「用役」の意味・読み・例文・類語

よう‐えき【用役】

〘名〙
① 使用の役向き。使用の目的。
※軍隊内務令(1943)二五八「馬房には馬名、用役〈乗、輓、駄馬毛色、年齢及毛附者の氏名を記せる馬名札を掲げ」
社会に役立つ働き。特に、経済学で、財と対立的に考えられているもの。広義には人間・土地資本などの働きをさし、狭義には医者弁護士教師などの業務をさす。サービス

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デジタル大辞泉 「用役」の意味・読み・例文・類語

よう‐えき【用役】

社会に役立つ働き。特に、運輸通信、また、医療教育などの、直接財貨を生産しない業務をいう。→サービス4

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改訂新版 世界大百科事典 「用役」の意味・わかりやすい解説

用役 (ようえき)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の用役の言及

【サービス】より

…また,労働も明らかに無形の財である。これら無形の財を一般に〈サービス(用役)〉と呼び,有形な財である財貨から区別される。上に挙げた例は,それぞれ資本サービス,土地サービス,労働サービスなどと呼ばれる。…

※「用役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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