新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「田中 源太郎」の解説
田中 源太郎
タナカ ゲンタロウ
- 肩書
- 衆院議員(無所属),貴院議員(多額納税)
- 別名
- 別名=垂水 源太郎
- 生年月日
- 嘉永6年1月3日(1853年)
- 出身地
- 丹波国桑田郡亀岡町(現・京都府)
- 経歴
- 亀山藩御用達の二男として生まれる。13歳の時に庄屋・垂水家の養子となるが、兄の夭折のため復籍。明治2年亀岡陸軍会社、4年三丹物産、17年京都株式取引所、26年亀岡銀行などを創設、京都財界の中心人物として活躍。また4〜6年京都で漢学や政治経済学を修め、7年追分村戸長、13年京都府議を務める。23年京都5区より衆院議員に初当選、通算3期を務めた他、30年貴院議員。京都鉄道・北海道製麻・京都電燈・京姫鉄道各社長、北海道拓殖銀行監査役等を歴任した。32年に建てられた亀岡の本邸は、今日保津川観光ホテル楽々荘として残されている。
- 没年月日
- 大正11年4月3日
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報