田中以知庵(読み)たなか いちあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中以知庵」の解説

田中以知庵 たなか-いちあん

1893-1958 明治-昭和時代の日本画家。
明治26年7月14日生まれ。松本楓湖(ふうこ)にまなび,大正11年春陽会創立の際に客員,昭和4年日本南画院同人となる。新文展,日展に出品し審査員もつとめた。昭和33年3月15日死去。64歳。東京出身。名は兼次郎。別号に咄哉(とつさい),咄哉州,一庵。作品に「清水寺」「南浦遅日」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android