田中純(1)(読み)たなか じゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中純(1)」の解説

田中純(1) たなか-じゅん

1890-1966 大正-昭和時代の小説家
明治23年1月19日生まれ。「新小説」の編集主任をへて,大正8年里見弴(とん)らと「人間」を創刊。翌年発表の「妻」が代表作。ドライサーの「アメリカ悲劇」やツルゲーネフらの翻訳があり,戦後の作品に「作家横顔」など。昭和41年4月20日死去。76歳。広島県出身。早大卒。本名は純(あつし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android