田夫野人(読み)デンプヤジン

デジタル大辞泉 「田夫野人」の意味・読み・例文・類語

でんぷ‐やじん【田夫野人】

教養のない粗野な人。いなかもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「田夫野人」の意味・読み・例文・類語

でんぶ‐やじん【田夫野人】

〘名〙 教養のない粗野な人。いなかもの。
源平盛衰記(14C前)一八「浅猿き田夫(デンフ)野人だにも程程に随て、後生をば恐侍ぞかし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「田夫野人」の解説

田夫野人

教養のない粗野な人。いなかもの。

[使用例] 幸太郎のあたりかまわぬ大声に、いくらかへきえきし、〈略〉幸太郎の田夫野人ぶりをあたりにはばかって、あきらかに当惑していた[梅崎春生*狂い凧|1963]

[解説] 「田夫」は百姓農夫、教養のない者、「野人」は田舎に住む者、粗野な者のこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android