田畔（読み）たぐろ

精選版 日本国語大辞典

た‐ぐろ【田畔】

〘名〙 田のくろ。あぜ。

※類従本長能集（1009頃）「たのくろに女郎花のさけるをみて 山がつの田くろに咲る女郎花我ひとりのみみるぞあへなき」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

た‐ぐろ【田^▽畔】

田のくろ。あぜ。

出典　小学館

普及版 字通

【田畔】でんぱん

田のあぜ道。〔漢書、循吏、召信臣伝〕行きて郡中の水泉を、(こうとく)を開し、水門提閼(ていあつ)（取入口）をすことそ數十處、～民の爲に均水の束を作り、石をして田に立て、以て爭を防ぐ。

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出典　平凡社「普及版 字通」