精選版 日本国語大辞典 「田舎芝居」の意味・読み・例文・類語
いなか‐しばい ゐなかしばゐ【田舎芝居】
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洒落本(しゃれぼん)、滑稽(こっけい)本。1787年(天明7)初版、1冊。1801年(享和1)改版、2冊。作者は万象亭(まんぞうてい)、竹杖為軽(たけづえすがる)を称した蘭学者(らんがくしゃ)森島中良(なから)。序文で、近年の洒落本が度を過ぎた写実に向かっているので、ここではもっぱら滑稽を趣向とすると、創作意図を述べ、越後(えちご)の寒村における田舎芝居の珍妙異風をつづっている。この趣向は遊里を舞台に、そこでの男女の生態を細かくうがつといった傾向の作品が氾濫(はんらん)し、すでに行き詰まりつつあった洒落本をふたたび滑稽の本道に戻そうとした作品といえる。改版の出現により、以後の滑稽本の方向が決定されたともいわれ、その意味で文学史的に重視される作品である。
[中野三敏]
『水野稔他編『洒落本大成 13』(1981・中央公論社)』
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
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