男前(読み)オトコマエ

デジタル大辞泉 「男前」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐まえ〔をとこまへ〕【男前】

男としての容姿。特に顔だち。「男前が上がる」
男振り2」に同じ。美男。「男前役者
性格態度が男らしいこと。男気があること。
[類語]男性的男らしい雄雄しい男臭い男盛り男振り冥利みょうり男気伊達だて男性美りりしい勇ましいたけだけしい精悍雄偉いなせ偉丈夫快男児好男子好漢硬骨漢正義漢熱血漢無頼漢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「男前」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐まえ をとこまへ【男前】

〘名〙
① 男としてのなりふり、容姿。男ぶり。
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「容貌(ヲトコマヘ)好い〈略〉男(ひと)なれば」
② 男として風采のよい様子。好男子。男ぶり。
※歌舞伎・思花街容性(1784)三幕「槍持ちにしては惜しい男前(ヲトコマヘ)ぢゃ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android