町村有林(読み)ちょうそんゆうりん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「町村有林」の意味・わかりやすい解説

町村有林
ちょうそんゆうりん

町村自治体が所有する山林。自然村落時代の村山が明治維新後,町村制実施によって町村有林,部落有林などになったもので,現在では法制上,町村有,財産区有,区有の3種類に分れている。また経営形態としては,町村が直接山林施業に従い,財政収入を得るものと,入会慣行を継承して住民共同利用を認める共用地的なものとがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android