留心(読み)リュウシン

デジタル大辞泉 「留心」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐しん〔リウ‐〕【留心】

[名](スル)心をとどめること。留意
「綿密に―し」〈津田真道訳・泰西国法論

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「留心」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐しん リウ‥【留心】

〘名〙
① とどまろうとする心。〔史記‐呉起伝〕
② 心をとどめること。留意。注意
※泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉四「極て綿密に留心し」 〔史記‐蒙恬伝〕

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普及版 字通 「留心」の読み・字形・画数・意味

【留心】りゆう(りう)しん

心をとめる。〔水経注菊水〕源の傍、悉(ことごと)くを生ず。(たんかん)の液、極めて甘美をす。~司王暢・太傅哀隗・太尉胡廣、竝びに此の水を飮し、以て自ら綏す。是(ここ)を以て君子留心し、其のを甘しとすること(ひさ)し。

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