精選版 日本国語大辞典 「畜生道」の意味・読み・例文・類語
ちくしょう‐どう チクシャウダウ【畜生道】
〘名〙
※往生要集(984‐985)大文一「第三明二畜生道一者、其住処有レ二。根本住二大海一、支末雑二人夫一」
※談義本・根無草(1763‐69)前「我は又はかなくも畜生道(チクセウだう)に落行ば」
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…業によって趣き住む所なのでこれを六趣(ろくしゆ)ともいうが,六道は悪趣ともいって苦の世界である。すなわち天道,人(にん)(間)道,修羅道,畜生道,餓鬼道,地獄道をいい,このうちとくに畜生道,餓鬼道,地獄道を三悪趣(さんなくしゆ)(三悪道)という。天道は天人の世界で人間の世界の人道より楽多く苦の少ない世界であるが,天人にも死苦があり,死に先立って五衰をあらわす。…
※「畜生道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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