番個(読み)ばんこ

精選版 日本国語大辞典 「番個」の意味・読み・例文・類語

ばん‐こ【番個】

[1] 〘名〙 そのたびごと。都度
※落語・素人人力(1893)〈三代目三遊亭円遊〉「然う云ふ工合ぢゃ都度(バンコ)々々に客に怪我を為(さ)して」
[2] 〘接尾〙 花札で一二回ずつをまとめて数えるのに用いる。
洒落本・舌講油通汚(1781)「油じみた緋かのこ化して一とばんこ元手となります」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android