世界大百科事典(旧版)内の番号オペラ制の言及
【楽劇】より
…音楽もこうした台本に適応するものが要求される。さらに,アリア,二重唱,合唱など独立した楽曲に番号を付した従来の番号オペラ制を廃止し,各幕は1幕ないし1場を通じて音楽が切れ目なく進行し(無限旋律),歌はアリアとレチタティーボの中間の様式(アリオーソ)で書かれる。ライトモティーフが効果的に多用され,大管弦楽は単なる伴奏ではなく,歌と一体となって交響曲を思わせる有機的な展開を示す。…
※「番号オペラ制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」