異同(読み)イドウ

デジタル大辞泉 「異同」の意味・読み・例文・類語

い‐どう【異同】

異なっているところ。相異。違い。「両者異同はない」「本文異同を調べる」
[補説]「同」は語調をととのえる添え字意味がない。
[類語]違い相違差異誤差小異大差同工異曲大同小異分かち格差落差開き隔たり懸隔僅差個人差不一致異質ギャップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「異同」の意味・読み・例文・類語

い‐どう【異同】

〘名〙 異なっていること。違っている点。相違。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)七「異(イ)同は易にも流が多いものぞ」 〔左思‐魏都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「異同」の読み・字形・画数・意味

【異同】いどう

不一致。蜀・諸亮〔出師の表〕宮中府中は(とも)に一體爲(た)り。臧否(ざうひ)(善悪)を陟罰(ちょくばつ)するに、宜しく異同あるべからず。

字通「異」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android