異常光線(読み)イジョウコウセン

デジタル大辞泉 「異常光線」の意味・読み・例文・類語

いじょう‐こうせん〔イジヤウクワウセン〕【異常光線】

光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折するとき、屈折の法則に従わないほうの光線。⇔常光線

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精選版 日本国語大辞典 「異常光線」の意味・読み・例文・類語

いじょう‐こうせん イジャウクヮウセン【異常光線】

〘名〙 光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折したとき、屈折の法則に従わないほうの光線をいう。偏光になっている。⇔常光線

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異常光線」の意味・わかりやすい解説

異常光線
いじょうこうせん

常光線」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の異常光線の言及

【複屈折】より

…光学軸と波面法線とがなす平面内に電場のある偏光は常光線と呼ばれ,スネルの法則を満たすように屈折する。これに垂直な偏光は異常光線と呼ばれ,方向によって位相速度,したがって屈折率が変化し,一見スネルの法則を満たさぬような屈折をする。常光線の位相速度が異常光線のそれより大きいものを正結晶といい,これに属する結晶は水晶や氷などである。…

※「異常光線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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