疎抜く(読み)オロヌク

デジタル大辞泉 「疎抜く」の意味・読み・例文・類語

おろ‐ぬ・く【疎抜く】

[動カ五(四)]
密生しているものの中から不要なものなどを抜き取って、適当な間隔を作る。間引く。うろぬく。「菜を―・く」
産児を間引く。
間を置く。遠ざかる。
「女郎買ひも当分―・くつもりだ」〈黄・見徳一炊夢〉

うろ‐ぬ・く【疎抜く】

[動カ五(四)]多くあるものの中から間をおいて引き抜く。まびく。おろぬく。「大根を―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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