疎林(読み)そりん

精選版 日本国語大辞典 「疎林」の意味・読み・例文・類語

そ‐りん【疎林】

〘名〙 樹木のまばらに生えている林。木が密生していない林。
※類聚句題抄(11C中)葉声風外遠〈藤原広業〉「疎林吹月晩聴冷、遙漢巻雲暁韵幽」
江戸繁昌記(1832‐36)二「雪に宜しきは則ち平疇疎林」 〔上官儀‐奉和山夜臨秋詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「疎林」の意味・読み・例文・類語

そ‐りん【疎林】

立ち木のまばらな林。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疎林」の読み・字形・画数・意味

【疎林】そりん

木のまばらな林。清・査慎行南郡城楼に登る〕詩 天うして、日、千群の馬 盡きて、疎林、點の

字通「疎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android