瘠土(読み)セキド

デジタル大辞泉 「瘠土」の意味・読み・例文・類語

せき‐ど【×瘠土】

地味のやせた土地。やせち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瘠土」の意味・読み・例文・類語

せき‐ど【瘠土】

〘名〙 やせて作物がよく育たない土地。やせつち。瘠地(せきち)。〔塵芥(1510‐50頃)〕
※匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録「東洋の各国土地皆極めて肥美なれども其人多く懶惰にして西洋諸州は大抵瘠土磽确なれども其人甚だ勉強す」 〔国語‐魯語下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「瘠土」の読み・字形・画数・意味

【瘠土】せきど

やせ地。〔国語、魯語下〕昔、王の民を處するや、瘠土を擇びて之れに處(を)らしめ、其の民を勞せしめて之れを用ふ。故に長く天下に王たり。

字通「瘠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android