発光植物(読み)はっこうしょくぶつ

精選版 日本国語大辞典 「発光植物」の意味・読み・例文・類語

はっこう‐しょくぶつ ハックヮウ‥【発光植物】

〘名〙 生理的に発光する植物で、細菌植物担子菌類・鞭毛植物の三門に属する。動物に比べると種類が少なく、生物学的意義は明瞭でない。また、発光きのこの一部や発光樹木は、動物との共生寄生によって発光し、ヒカリゴケは光の反射による。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「発光植物」の意味・読み・例文・類語

はっこう‐しょくぶつ〔ハツクワウ‐〕【発光植物】

生物発光をする植物。細菌や一部の担子菌類にみられ、エネルギー代謝一つの形として光が生じる。ヒカリゴケのように光を反射するものは含めない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android