発情期(読み)はつじょうき

精選版 日本国語大辞典 「発情期」の意味・読み・例文・類語

はつじょう‐き ハツジャウ‥【発情期】

〘名〙 動物とくに哺乳類交尾可能な生理状態にあり、交尾をもとめる行動をおこしている時期。一般に雌は排卵の時期に一致するが、雄は同種の雌全個体の発情期に重複し、さらに前後の時期にもいたるので比較的長い多くの哺乳類は一年に一回の繁殖期にのみ発情するが、霊長類ネズミなどでは「発情周期」が年に何回も繰り返される。
※無明長夜(1970)〈吉田知子〉二「あのとき、犬は発情期だったのでしょうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「発情期」の解説

発情期

 雌の性周期一つの時期.性交を好む症状を示す時期.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android