発破を掛ける(読み)はっぱをかける

精選版 日本国語大辞典 「発破を掛ける」の意味・読み・例文・類語

はっぱ【発破】 を 掛(か)ける

発破を用いて爆破する。
下足番(1955)〈井伏鱒二〉「右手小指が無くなったのは、ハッパをかけたとき石の破片で吹きとばされたからである」
② 荒々しいことばで督励する。気合いをかける。
※山の鍛冶屋(1926)〈宮嶋資夫〉一「お前誰かに、はっぱかけられたんでねえか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「発破を掛ける」の意味・読み・例文・類語

発破はっぱ・ける

強い言葉で激励したり、気合いを入れたりする。「選手に―・ける」
[類語]励ます力付ける引き立てる元気付ける螺子ねじを巻く活を入れる鼓舞督励鞭撻激励声援

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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