登第(読み)とうだい

精選版 日本国語大辞典 「登第」の意味・読み・例文・類語

とう‐だい【登第】

〘名〙 試験合格すること。及第。〔文明本節用集(室町中)〕
文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉二「此四条件(しでうけん)に相当する者は慥(たしか)に文学壇に登第(トウダイ)すべし」 〔新唐書‐選挙志〕

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デジタル大辞泉 「登第」の意味・読み・例文・類語

とう‐だい【登第】

[名](スル)試験に合格すること。及第。
「当人たしかに聟君―の栄を得るつもり己惚うぬぼれているのが」〈魯庵社会百面相

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普及版 字通 「登第」の読み・字形・画数・意味

【登第】とうだい

合格。〔唐書、選挙志上〕部之れを試み、登第する一階を加へて放す。其の第せざるは、則ち業をふこと初めの如し。

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