白仁 武(読み)シラニ タケシ

20世紀日本人名事典 「白仁 武」の解説

白仁 武
シラニ タケシ

明治〜昭和期の内務官僚,実業家 日本郵船社長;八幡製鉄所長官。



生年
文久3年10月21日(1863年)

没年
昭和16(1941)年4月20日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学政治学科〔明治23年〕卒

経歴
明治24年内務省に入り、内務省参事官、北海道庁参事官となり、「北海道小学読本」を編集、アイヌ地名に漢字をあてた。内務省神社局長の後36年栃木県知事、41年関東都督府民政長官で満州赴任、旅順工科学堂(旅順工大)創設に尽力。大正6年拓務局長官、7年八幡製鉄所長官となり、東洋製鉄の併合など大改革を実行。13年退官、日本郵船社長に迎えられ、近海郵船、海外興業各社長を重任東洋汽船合併浅間丸などの新造で北米、欧州航路の充実を図った。昭和4年に引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「白仁 武」の解説

白仁 武 (しらに たけし)

生年月日:1863年10月21日
明治時代-昭和時代官僚;実業家。日本郵船社長
1941年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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