白塗り(読み)シラヌリ

デジタル大辞泉 「白塗り」の意味・読み・例文・類語

しら‐ぬり【白塗り】

銀めっきをすること。一説に、白土などで白く塗ること。また、そのもの。
「をちこちに鳥踏み立て―の小鈴ゆらに」〈・四一五四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の白塗りの言及

【歌舞伎】より

…正義と勇気を表すのが〈紅隈〉と呼ぶ赤い隈,超人的な悪を表現するのが〈藍隈〉である。また,二枚目の〈白塗り〉,敵役の〈赤っ面〉などのように,顔の化粧の色によって,ただちに役の類型がわかるものが多い。歌舞伎の化粧の特徴は,全体をむらなく塗ることで,陰影をつけるなどリアルな表現をねらわない点である。…

※「白塗り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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