白山一里野県立自然公園(読み)はくさんいちりのけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白山一里野県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

白山一里野県立自然公園
はくさんいちりのけんりつしぜんこうえん

石川県南部,白山の北西斜面に位置する自然公園白山市に属する。面積 18.64km2。1973年指定。手取川水系の尾添川(おぞうがわ)源流部にあり,白山国立公園に隣接する。1976年岩間温泉から一里野に引き湯し(→白山一里野温泉),県によって国民宿舎,キャンプ場,スキー場などが建設され,国民休養地に指定されている。また,ニホンカモシカニホンザルイヌワシなどの野生動物が自然のままの姿で観察できるブナオ山観察舎が設置されている。観光道路の白山白川郷ホワイトロード起点である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android