白木耳（読み）しろきくらげ

精選版 日本国語大辞典

しろ‐きくらげ【白木耳】

〘名〙 シロキクラゲ科の担子菌類。まれに雨期にナラ、クリなどの枯木に発生し、九州南部などで栽培する。植物体は径一〇センチメートルぐらいで、全体が半透明な白色で寒天質。不規則に皺(しわ)のある多数の耳状の裂片に分かれる。乾燥したものを「銀耳」と呼び、中国では強精剤や料理に珍重される。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

しろ‐きくらげ【白木^＝耳】

シロキクラゲ科のキノコ。倒木などに生え、半透明のゼリー状の塊をつくる。中国では古くから不老長寿の薬として珍重。乾燥させたものを銀耳と呼ぶ。

出典　小学館

動植物名よみかた辞典　普及版

白木耳 (シロキクラゲ)

学名：Tremella fuciformis
植物。シロキクラゲ科の園芸植物

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」