白根[市](読み)しろね

百科事典マイペディア 「白根[市]」の意味・わかりやすい解説

白根[市]【しろね】

新潟県中北部の旧市。1959年市制。越後平野のほぼ中央,信濃川と分流中ノ口川の間を占め,長い間洪水に悩んできたが,1927年信濃川の大河津分水が完成して耕地整理も行われ,越後米の多産地となった。中心市街は市場町,河港町として発展,野菜,ナシなどの集散地特産仏壇,鎌などがある。国道8号線が通じる。300年の伝統のある6月の凧(たこ)合戦は有名。2005年3月新津市,豊栄市,中蒲原郡小須戸町,横越町,亀田町,西蒲原郡岩室村,西川町,味方村,潟東村月潟村中之口村新潟市へ編入。77.06km2。4万733人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android