白河城(読み)しらかわじょう

精選版 日本国語大辞典 「白河城」の意味・読み・例文・類語

しらかわ‐じょう しらかはジャウ【白河城】

福島県白河市にあった平城。前身は結城(小峰)親朝が一四世紀中頃に築構した小峰城で、蒲生、上杉両氏の居城を経て寛永六年(一六二九丹羽長重改築に着手し、四か年を費やして完成。のち榊原、本多、奥平、松平、阿部氏などが入城。明治維新の戊辰(ぼしん)戦争で落城本丸石垣、土塁、濠(ほり)の一部が残存

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デジタル大辞泉 「白河城」の意味・読み・例文・類語

しらかわ‐じょう〔しらかはジヤウ〕【白河城】

福島県白河市にあった城。鎌倉時代結城親朝築城。寛永6年(1629)から9年にかけ丹羽長重が大改修。戊辰戦争主戦場となり落城。小峰城。

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日本の城がわかる事典 「白河城」の解説

しらかわじょう【白河城】

⇒小峰城(こみねじょう)

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