精選版 日本国語大辞典 「白点」の意味・読み・例文・類語
はく‐てん【白点】
〘名〙
① 白い点。
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…炭素鋼に限らずこの鋼は,成分調整以外に熱処理条件の選定によって,広範囲の力学的性質を発揮させることができる。 機械構造用鋼の取扱い上とくに注意しなければならないことは,白点の発生防止と焼戻し脆性(ぜいせい)の防止である。白点は,オーステナイトと,フェライトまたはマルテンサイトとの間で水素の固溶度が大幅に異なることに起因して生じるもので,鋼の内部の引張応力が作用している面に沿って,弾性ひずみエネルギーを軽減させつつ析出する水素ガスが組織を分断することによって生ずる亀裂の内発的な核をいう。…
※「白点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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