白瓜(読み)しろうり

精選版 日本国語大辞典 「白瓜」の意味・読み・例文・類語

しろ‐うり【白瓜】

〘名〙 ウリ科のつる性一年草インド、東南アジア原産といわれ、古くから野菜として広く栽培される。果実は長さ二〇~三〇センチメートルの円柱状長楕円形で白緑色を帯び、生食漬け物にする。主要品種に、東京大越瓜(おおしろうり)、桂瓜(かつらうり)、堅瓜(かたうり)など。漢名、越瓜。つけうり。あさうり。なうり。あおうり。しらうり。《季・夏》 〔十巻本和名抄(934頃)〕

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デジタル大辞泉 「白瓜」の意味・読み・例文・類語

しろ‐うり【白×瓜】

ウリ科の蔓性つるせいの一年草。マクワウリ変種。実は緑白色の長楕円形で長さ20~30センチ、熟すと白くなる。畑に栽培され、奈良漬などにする。あさうり。あおうり。つけうり。 夏》
[類語]真桑瓜メロン西瓜烏瓜夕顔瓢箪糸瓜へちまふくべひさご胡瓜カボチャ唐茄子冬瓜とうがん苦瓜

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白瓜」の解説

白瓜 (シロウリ・シラウリ)

学名Cucumis melo var.conomon
植物。ウリ科のつる性一年草,園芸植物

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