白血球ということばの意味(読み)はっけっきゅうということばのいみ

家庭医学館 の解説

はっけっきゅうということばのいみ【白血球ということばの意味】

 血液のなかの赤血球(せっけっきゅう)は、ヘモグロビン血色素(けっしきそ))を含むために赤く見えます。
 これに対して、顆粒球(かりゅうきゅう)(好中球好酸球好塩基球に分類される)、単球リンパ球などの血球は、ヘモグロビンを含まないので白く見えます。この白く見える血球をまとめて白血球と呼んでいます。
 英語では、白血球のことをleukocyte といいますが、これはギリシア語からの借用で、leuko は「白」、cyteは「細胞」を意味します。
 これを日本語に訳すときに、白血球ということばを用いたものです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android