白衣の天使(読み)びゃくえのてんし

精選版 日本国語大辞典 「白衣の天使」の意味・読み・例文・類語

びゃくえ【白衣】 の 天使(てんし)

悦ちゃん(1936‐37)〈獅子文六〉子を連れて「親父さんは日本橋で名の売れた開業医で、碌さんの亡妻といふのは、そこの白衣(ビャクエ)天使だった」

はくい【白衣】 の 天使(てんし)

白衣を着けた看護婦を天使のように気高いものとしていう称。びゃくえの天使。
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉後「其万軍突喊の頂高く彩る雲の座に悠然と立てる白衣の天使」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「白衣の天使」の意味・読み・例文・類語

はくい‐の‐てんし【白衣の天使】

白衣の女性看護師を天使のように気高いものとしていう語。
[類語]看護婦看護師ナース看護人准看護師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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