ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白衣派」の意味・わかりやすい解説
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…マハービーラも断食の末に死んだとされ,古来幾多のジャイナ教徒がこの断食死の方法を選んだ。
[教団史――白衣派と裸行派]
マハービーラ在世時,マガダのセーニヤSeṇiya(仏典中に見られるビンビサーラ)王やその王子クーニヤKūṇiya(アジャータシャトル)などの帰依・保護を受けて,すでに強固な教団を形成していたと思われるが,彼の没後はその高弟(ガナ・ダラgaṇadhara。〈教団の統率者〉)のなかで生き残ったスダルマンSudharman(初代教団長)などにより順次受け継がれ,マウリヤ朝時代にはチャンドラグプタ王や宰相カウティリヤなどの庇護を得て教団はいっそうの拡大をみた。…
…インドのジャイナ教白衣(びやくえ)派の学匠。ダンドゥカ(グジャラート州アフマダーバード近郊)の生れ。…
※「白衣派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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